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中国で舞台美術


 大道具小道具
      


幕製作


舞台の幕は翁さんにお願いしています。
翁さんは、丸い顔していつもニコニコしているおじさんです。
コンパスだけで顔が描けます。体も描けます。彼の体に直線はありません。
また彼の性格もまるいまるい!!どこもかしこもまんまるです。
彼の家族は代々絵に関する仕事に携わってきました。
彼のお父さんも優秀な舞台美術家でした。お姉さんも舞台の幕を描いています。
息子さんもデザインの仕事をされてます。

「上海で幕を描かせて俺の右に出るものはない・・・・ふっふっふ・・・」とは彼の談です。

翁さん、でも早く電脳化してくれ。 新車を買う前にパソコンを買って欲しかった・・・
翁さんに私が図面をEmailで送れる日はくるのか!!


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手前が翁さんです。
後ろは若くて美人の奥様。
はじめてあった時は、翁さんのお弟子さんだったはずなのに、最近ご結婚されました。
おいおい・・・おかしいと思ってたんだよ!師匠を弟子がやたらにしかってるんだもん。。。
打ち合わせ中です。
何時になく真剣です。
後ろに見えてるのが彼の作業場。
翁さんチームスタッフです。
中に日本から打ち合わせに行った舞台監督と美術家、通訳が混じってます。
さぁ、どれでしょう。
すっかりなじんでるなぁ。
ちなみに真ん中の小さな女の子はスタッフではありません・・・・


his works

シルバニアファミリー 背景幕 シルバニアファミリー 背景幕
シルバニアファミリー 背景幕 シルバニアファミリー 背景幕 シルバニアファミリー 背景幕

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大道具


中国では各劇団がそれぞれ大道具部や衣装部などを持っていて、劇団使用分はすべてそこでまかなわれます。
翁さんも某オペラ団の大道具部出身です。そのため、彼の最も得意とするのは大掛かりな造形物です。


his works

ただいま準備・もうしばらくお待ちください。

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小道具


小道具類をお願いするのは、張さんです。
やっぱり彼もいつもニコニコしています。

彼の工房は上海のど真ん中の高級マンションの地下にあります。

私は陰では彼のことを「小道具屋の親父」と呼んでいましたが、
先日彼が私のことを自分より年上だと思っていたことが発覚。。。
怒りよりもなんだかガックリきてしまいました。(-_-)
(事実は彼のほうが2歳年上でした。)

 どうやら私たちは二人とも「自分だけは若いつもりの親父とおばさん」だったようです・・・

とはいえ、彼も全く気のいいおっさんであると同時に、こだわりのある職人です。
今では彼自身はスタッフの指導にあたっていますが、
彼自身が、とにかくものづくりが大好きです。

小学生のころから彫刻を学び、自分で卵の殻で工夫して人形を作ったり、
ひたすらものづくりの道を歩いてきたみたいです。
きっともしもう少し遅く生まれていたら、きっとかなりマニアックなおたくくんになっていたことは間違いありません。
いまでもちょっとマニアックだけど。
オフィスには彼の手になるフィギュアがならんでます。
張さんはこれも仕事の一環だというけれど、それを売る様子は見受けられません。。。
ほんとに仕事〜???


his works

ただいま準備中・もうしばらくお待ちください。



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